生理前ニキビができる原因と予防法

女性の体内ではエストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが、
ひと月の間に入れ替わるようにして働いています。
これらの女性ホルモンが肌に与える影響としては、
エストロゲンは肌のハリやツヤ・うるおいを促してくれるホルモンです。
一方プロゲステロンというホルモンは、

ニキビの原因となる皮脂腺を活発化させてしまいます。

プロゲステロンは卵子が子宮に定着しやすいように、
子宮をフカフカな状態にする働きのホルモンです。
そこで受精しなければ生理となって一度準備状態がリセットされるのですが、
このホルモンが分泌される間は皮脂が活発になります。
そうなると生理前にニキビができやすくなり、特に顎周りに多くできます。

予防策としては、皮脂が詰まらないようにすることです。
それにはピーリングやゴマージュといった角質ケアや保湿が有効です。
乾燥した状態は古い角質が毛穴をふさいでしまい、
皮脂が毛穴内に詰まってこもったような白ニキビができてしまいます。
ですので皮脂が毛穴からスムーズに出れる状態にしましょう。

そして清潔に保つことも重要です。
気になるからと言ってニキビを触ってしまうと雑菌などが繁殖し、
ニキビを悪化させてしまいます。

・帰宅したらメイクを落とす
・タオルや寝具は清潔なものを使う
・メイク道具も清潔なものを使用する
など肌に触れるものにも気を付けましょう。